ウォーキングのすすめ
~高齢者が「自立して健康」で生きられるために~
<高齢者の加齢による体力の低下>
握力:60歳代(20歳代の3/4) 70歳代(20歳代の1/2)
最大酸素摂取量:60歳代男性(20歳より49%減少)
60歳代女性(20歳より57%減少)
⇒生涯にわたって元気で活動的に生活できるためには、スポーツが不可欠である。
<高齢者に望ましいスポーツ>
①安全であること ②効果的であること ③楽しいこと
ウォーキング、体操、グランドゴルフ、ゲートボールなど
<ウォーキング法>
*あごを引いて、背筋と腰を上に伸ばして、腹筋を意識する。足の裏でしっかり地面を蹴り、踵から接地する。
*歩幅を広げて、やや早く歩く。
*1回30分、週2~3回程度
*ストックを突きながら歩くと上肢の筋肉が活性化される。
<水中ウォーキング法>
*プールの底をしっかりと踏みしめながら、膝を高く上げ、前傾姿勢で、上肢を大きく振りながら水を押しのけるようにして歩く。
*陸上よりも下肢にかかる負担が軽減される。
*下肢のむくみやだるさが軽減される。
*初めは急ぐ必要はなく楽に歩けるスピードから始める。